大体３・４話放送された今のタイミングでの今期オススメアニメ
どうも、虚無アニメを見るのを控えるように医者に言われたオタクのバーチャルブロガー、リベレイト羊華です！
所で皆さん、今期はどんなアニメを見ていますか？このブログを見ている人の九割九分九厘の方が友人やTLのオタク同士で「今期何見てる？」的な会話をしていることかと思います。
アニメ有識者（脚本作画レベルで語る）ではない私も、様々なアニメをオススメしたりします。そこで私が今期オススメしたい作品を何作かピックアップしてご紹介いたします！
ウチのメイドがウザすぎる！
私が今期最推ししていきたいのが本作、「うちのメイドがウザすぎる！」です。
本作は『中村カンコ』氏が月刊アクションにて連載している漫画作品が原作のアニメで、見事までのギャグアニメ枠です。
ロシア系の血を引く小学2年生の「高梨ミーシャ」の元に元航空自衛官で筋金入りの幼女好きである「鴨居つばめ」が新人家政婦としてやってくる本作。彼女と打ち解けようとする（メイドとしてお世話したり、盗撮したりトイレで使ったトイレットペーパーの長さを観察したり小学生のような格好をして学校に侵入したり）つばめと、それに徹底抗戦するミーシャのドタバタが話のメインです。
制作は「GJ部」「未確認で進行形」で有名な動画工房。PVでは伝わりにくいですが動きやキャラクターの個性（ミーシャの少女的な可愛さやつばめの筋肉・変態的行為）を遺憾なく描かれており、それでいてアニメーションとしての動きや魅せ方は一見物、ぜひ1話Aパートだけでも見て欲しいぐらいです。
また、細かな描写や原作の補完はかなりよく出来ており、一例を挙げるとミーシャの家の庭についてです。原作1話では以下の場面程度の庭描写しかありませんでした。
約1年半前に雪の日にミーシャと母親が二人で庭で遊んでいるところを偶然つばめが見かけるシーンでなのですが、この後母親が亡くなり、家事をする人が必要ということで家政婦を雇うようになったのですが、ミーシャはそれに反発し今までの家政婦を追い出してきたという過去があります。その補完として1話冒頭にて以下のシーンが追加されていました。
ここを見るだけで母親が生きている時には綺麗で手入れが行き届いている庭であることがわかります。そして、Aパート開始数分後、原作通りつばめが前見た家を見つけます。
そこは雑草だらけであり、綺麗なフラワーゲートも枯れてしまっている悲しい庭でした。こういった描かれていない描写が話の印象を強めており、原作通りのアニメ化だけで終わらないなと期待させてくれる材料にもなります。
可愛い女の子と変態メイドのドタバタコメディとして、笑いながら見れる枠のアニメであり、今期のアニメの中では安心して見れる枠ではないかなと思います。
SSSS.GRIDMAN
原作は特撮作品『電光超人グリッドマン』であり、TRIGGERが制作したアニメ作品です。
こちらに関しては前回長々と語ったため簡潔に、アクションとしては1・2話の時点では原作グリッドマンを見ているようなアクションでありつつ、以下のようなアニメ的なハッタリを効かせることで、特撮的なカッコ良さとアニメ的なカッコ良さを両立させることに成功しており一粒で二つ美味しいと言った感じとなっております。
3話については話の展開が雑に感じてしまった（敵にやられた→隠れて現れたら不意をつく→現れないからこっちから出る→またやられたからアシストウェポンで倒す）ので首を傾げてしまいましたが、一転して4話は「グリッドマンについて調査するために仕方なく六花達の合コンに付き合ったけど、相手のチャラ男youtuberにLINEのアイコンの怪獣について雑語りされて絡まれたからウザくなって怪獣使って殺した」と新条アカネが実に原作の武史らしいしょうもない理由で怪獣を作ったあたりで思わず笑ってしまいました。
私は正直TRIGGERというアニメ会社が好きではなく、ダーリン・イン・ザ・フランキスに関しては毎話キレながら見ていたぐらいには不信感を持っています。本作はTRIGGERの認識を改めるキッカケとなるのか否か、視聴理由としては下品ですが最後まで見届けたい作品と言えます。原作も面白いから見ようね！
あっ、あとサムライ・キャリバーさんが可愛いです。
ソラとウミのアイダ
今期の「なんだかんだ言って面白かったな・・・」と最終回でつぶやきそうなアニメが今作。原作はForwardWorksが運営している同名のソシャゲ。
前クール終盤や今クール初めのTOKYO MXでは本作とゴブリンスレイヤーのCMが延々とループしているんじゃないかと思うぐらいには流れていたのを思い出しました。
地球上から魚が消えた、宇宙に生簀を作って漁を始めた。と言った開幕の設定で殴ってきたかと思ったら、１話にて「アナログレベルの男尊女卑」「神アプリ」「スマホゲー黎明期かよと思うぐらいの守護神デザイン」、そして極めつけのガニメデデメガニ。まさに暴力的な１話であったと感じました。
正直１話の時点では「アレ？これクソアニメでは？？？」と思ったのですが、いざ２話３話と見た所、「あっ、このアニメキャラクター性で勝負しているんだな」と感じるようになり、そこからは本作特有の「キャラの可愛さやキャラクター性で殴っていくスタイル」と「ちょっとクスっとくる感じのギャグ要素」スゥーっと効いて来るようになりました。
このキャラクター性で戦う姿勢は、所謂ソシャゲ宣伝アニメとしてはこの選択は正解であり、当時は散々言われていた「BanG Dream!」が現在絶大な人気を得ている「バンドリ！ガールズアンドパーティ！」の存在で再評価される流れを見れば明らかです。本作の主人公達、宇宙漁師女子候補生の６名は原作のゲーム内で育成していくキャラであるため、ある意味本作は「ソラとウミのアイダという作品の入門編」と言った側面があるんじゃないかと考えています。
現在５話まで放送されていますがこのまま安定したキャラクター性を押し出す勢いで心地よい最終回を迎えて欲しいです。
ソンビランドサガ
こんなのズルいじゃん！と１話を見終わった後に叫んでしまった。それがこのゾンビランドサガ、MAPPA×エイベックス・ピクチャーズ×Cygamesが送るオリジナルアニメです。
制作発表時やPVなど、放送前は「新感覚ソンビ系アニメ」との触れ込みで宣伝していましたが、いざ１話のフタを開けみると・・・
そこには開幕軽トラに轢かれる主人公の女の子がいました。
そして彼女はゾンビになりました。
そして彼女を含めた7人をソンビとして蘇らせた怪しい男（CV:宮野真守）によって佐賀県を盛り上げるためのご当地アイドルとしてアイドルデビューをすることになりました。なんだよこのアニメ。
このアニメに関してはオリジナルアニメという事もありますが、作品のノリのせいも相まって「何が飛んでくるかわからない恐怖と面白さ」を味わえる作品となっております。1話で「初ステージにライブハウスで人を襲いながらデスメタル」をやったかと思えば、2話で「地元のふれあいコンサートで他の意識を取り戻した仲間が協力してくれない事にキレた主人公がフリースタイル・ラップ」をしかけてきて、3話にて「アイドルユニットとして初めてのゲリラライブで女児アイドルアニメレベルの3DCGダンス」を投げつけてきます。本当になんだよこのアニメ（褒め言葉）
特に3話の3DCGダンスパートは一見の価値があり、まだダンスも完全に踊れていないというストーリーを反映するように「ジャンプの高さや動きのムラをキャラごと描いている」細かいこだわりを感じます。そのこだわりはさながらアイカツ！シリーズのダンスパートを見ている錯覚を覚えるぐらいです。マジでなんだよこのアニメ（絶賛）
他にも見どころがマシマシな本作ですが、これに関しては「黙って1話を見てくれ。」としか言えません。是非見てください。
あとがき
今回は軽い記事を書こうと思ったんですけど、気づいたら結構な文量になっていましたね・・・
今期はかなり良作揃いなクールであり、これ以外にもオススメできる作品は多いのですが、私がこれだと思った4作を選んだ次第です。みなさんも自分だけのオススメアニメでオタクとオススメバトルをしていきましょう！
